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次の一手「中・終盤の攻防」 (実力養成100問)

によって 小林 健二

次の一手「中・終盤の攻防」 (実力養成100問)の詳細

本のタイトル : 次の一手「中・終盤の攻防」 (実力養成100問)
作者 : 小林 健二
ISBN-10 : 4422750224
発売日 : 1989/05
カテゴリ : 本
以下は 次の一手「中・終盤の攻防」 (実力養成100問) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
作られた問題を解くのも、それはそれで十分勉強になるはずです。しかし、この本の問題100問は、すべて小林健二九段の実戦から出題されているそうです。棋戦名と対局相手の記載がないのが残念です。さて、題名に「中・終盤の攻防」とあるとおり、「中盤の攻め」「中盤の受け」「終盤の攻め(寄せ)」「終盤の受け(しのぎ)」が満載です。詰将棋を解くことは苦痛でも、次の一手問題を解くことはけっこう楽しいものです。(私だけ?)これらの問題局面が、まったく同じに我々の実戦に現れることは、まず無いでしょう。そういう奇跡に期待して、これらの正解手を丸暗記するのは、苦痛以外の何ものもありません。暗記するのではなく、まずは自分でとことん考えてみることです。そして、答え合わせです。合っていれば自分に自信が持てます。間違っていたら、なぜ間違えたのかを考えます。正解と自分の考えのどこが違うのか。不正解手の中には、まあまあの次善手という場合があります。スパっと優勢にはならなくても、互角を維持できる手が選べたなら、そんなにガッカリする必要はありません。もっとたくさんの次の一手を解いて、カンを養えばいいのですから。こういう次の一手を解くことの最大の効果は、「考えるクセ」をつけることにあるのではないでしょうか。

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