「疲れリセット」即効マニュアル: 「自律神経」をいたわる生活習慣 (単行本)

「疲れリセット」即効マニュアル: 「自律神経」をいたわる生活習慣 (単行本)の詳細

私たちは普段の生活の中で、知らないうちに脳の「自律神経」に負担をかけてしまっているようです。疲労を上手にリセットするには、その「脳」への自律神経の負担を減らすことで、劇的に変化するとのこと。本書には、その方法が簡単かつ具体的に紹介されていて、とにかくわかりやすかったです。すぐに実践できる簡単な方法で、理にかなっているので、納得の上で行動できるのも良いと思います。本編の前にイントロダクションとして、実行すべき7つの「疲れリセット法」が載っていてとても参考になりました。「疲れやすい人がとる行動」「疲れにくい人がとる行動」といういように比較紹介されているので、自分はどちらの行動をとっているのかがわかり、行動を修正できます。私自身は、たまに汗をかくことはとても良いこと（むしろ、強制的にでも大量の汗をかいたりしたほうが、代謝があがったり、血流がよくなって健康的）と思っていましたが、脳の自律神経への負担が相当かかる＝疲れがとれないという事実に驚きました。ハードなトレーニング、湯船に長時間つかる入浴、サウナ等で大量の汗をかくというのは、避けるべき行動のようです。（これらの行動は、ストレス発散になると思っている方も多いかと思います）オーバーワーク、ハードトレーニングなどで得られる達成感、高揚感は、一時的な自律神経の興奮が、「疲労した」という感覚を覆い隠してしまうそうなので、やりすぎてはいけないことを知りました。良かれと思ってやっていたことが、実は疲れの原因だったりするので気をつけなければいけません。最近疲れやすいなぁ、と思っている方には特にお勧めできる1冊です。